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オバマ演説から、「本当の相互理解」が始まる。

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オバマ氏が現職米大統領として初めて広島を訪問したシーンをNHKの中継の録画で今見終わって、あんまりこういう言葉は好きじゃないが、「歴史的瞬間」という使い古された言葉を凄く感じました。 演説の前半部分、ちょっと文明論的に大きな話をしている時に、まあアメリカ人の演説としては標準的な「良い話のフォーマット」なんだけど、ベタな日本人的感性からすると「遠い」ように感じられてしまうんじゃないかと勝手に心配していました。もっとアレコレをぶった切ってとにかく泣き崩れるような演説でなければ、「私たちの心に寄り添ってない」って話になっちゃうんじゃないかと。 しかし、全てが終わってから、「私たちの心に寄り添ってくれた」と感激の言葉を次々に口にされる被爆者の方々を見ていて、私の感想は被爆者の方々を見くびっていた、過小評価していた気がして恥ずかしくなりました。そういう彼我の立場の違いから来るすれ違いのことなど当然理解して越えようとするところに、彼らの長い人生の結果としての今は到達しているんだという気がした。 演説の後、被爆者代表の方と握手をして語り合ったり抱き合ってるシーンは、理屈を超えて涙を誘われた人も多かったように思います。私も泣いたよ!

「右でも左でもない政治」は本当に可能なのか?

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福島香織さんという中国問題に関するジャーナリストの方に、 「SEALDsと東アジア若者デモってなんだ!」 という本を献本頂いたんですが、それを読みながらタイトルのようなことを考えました。

アメリカに長嶋茂雄的リーダーが生まれる日?

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今年も世界最大(級)のスポーツイベント、スーパーボウル(米国のアメリカンフットボールプロリーグNFLの年間決勝戦)の時季がやって来ました。   この記事は、普段アメフトなんて全然興味ない人も、年にこの時季だけ「ニワカ」ファンになって一試合だけ見てみると、「アメリカの今」「時代の流れ」が凄くわかる体験になるよ・・・というオススメ記事です。 去年からやってます。   特に、 世界がどんどん複雑化していく中で昔ながらの「伝統的アメリカンヒーロー」が難しくなってきた時代に、ひょっとして「長嶋茂雄的リーダー」がアメリカで必要とされつつある流れってあるんじゃないか ・・・というのが今年の記事のテーマです。

バブル女性は日本の新しいお見合い仲介者になれるか?

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「お見合いオバサン」とかいう定型的表現がありますが、そう言うと「誰がオバサンだって?」的な問題を引き起こしそうなので、「お見合い仲介者」とか政治的に正しそうな言葉を使ってみました。   ひょっとすると今後そういう「新しい形の”おせっかいお姉さん”」たちが、古い時代に担っていた縁結び機能を文脈として蘇らせて行く流れってあるんじゃないか、あったらいいな・・・と最近思うことが色々とあったので、それについて書きます。   これは、最近話題になっている本、 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書): 牛窪 恵 の書評&紹介文でもあります。

年末年始にすぐ読めて中国の今が物凄くわかる本の紹介

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歴史的「合意」に湧く日韓関係ですが、その背後でより大きな問題になっているのが中国ですよね。   ついこないだ日本を抜いて世界二位になったかと思えば、今や 名目GDPでは日本の二倍を超える規模 になり、しかし色んな意味で「お騒がせ」な存在であることは変わらず、東アジアの局地的な問題ではすまない全世界的に巨大な問題になっている。   たまたま今 私が書いている本 でも、全然中国関係の本じゃないのに、「中国のことについてのある程度の見通し」を持っておかないと書けないな・・・と思う部分があったので、色んな関係本をまとめて読むことになりました。   その中で、 軽く読める本なのに、読む前と後とで全然違う「中国がわかった感」が感じられた本 があったので、今回のブログはそれを紹介しつつ、中国は今後どうなりそうか?、そして日本及び諸外国はどう彼らと関わっていくべきか?について考えてみたいと思っています。  

日本は言いたい事全部言った方が韓国と仲良くなれる!

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この記事は、テロが当たり前になった時代に、それでも理想を諦めないとしたらどういう「正義」を考えるべきか・・・という連続記事の一環です。(この記事単体でも読めます)   今回は、「正義についての古い考え方」が解決の根本的障害となっている日韓問題について、この連載の考え方を敷衍してみます。   タイトル見て「そもそもヤツらと仲良くなりたくないわ!」と思ったネット右翼さん、あなたのその気持ちも全部面と向かってもっとぶつけていくようにしたほうがむしろ良くなるはずだという話です(現状すでにそうしているともいえますが、そのことによって日韓関係は混迷を極めているようで実は本当の相互理解へ向けて動いていってるんだという話だと捉えても良いかもしれません)。   韓国人がよく、「日本人はココロの底の本音を隠して上辺だけニコニコしてるから信用できない」と言うたぐいの話をします。いやいやあんたらはむしろ全部出しすぎやろ!と私たちは思うわけですが、そういうレベルのすれ違いというのも、案外馬鹿にはできないところもあるように思います。   漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の有名なセリフに、主人公のジョナサンの大事なオモチャを愛犬ダニーがくわえて離さなくなっちゃった時に、彼の父ジョージ一世が、「それは無理やり引き離そうとするからだ」ということで、以下のように教えるシーンがあります。 逆に考えるんだ。「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ。    この問題に関して言うと、こうです。 ジョジョ、逆に考えるんだ、嫌われちゃってもいいさ・・・と考えるんだ   これは、やけくその、もうあいつらなんか知らないもんね!けっ!というような話ではありません。   むしろ、 テロが常態となっていく世界のあたらしい不安定さの中に、「今の時代に必要な本当の相互理解ってなんだ?」という真摯な問いの結果として出てくるソリューション なのです。   今回はそういう話をします。  

「テロリストとも話せば分かる」は本当に実現できるか?

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「テロリストとだって話せば分かる、酒を酌み交わせばわかる」的な理想主義について、まあ無理なもんは無理だという現実は認めた上で、理想を諦めないためには何ができるだろうか?ということを考える記事を書きます。 結論から先に言うと、 酒を酌み交わせば理解しあえるぜ!というのは、自分以外の誰の人生についても、たった一時間酒飲みながら話せる程度の事情以外は俺は勘案しないよと言ってるようなもの なので、 本当に話せば分かるを目指すなら、世界の見方全体を変えようとする必要が出てくるんだ ・・・ということになろうかと思います。 では以下本文です。