左翼さん、もう民進党はお見捨てになられたのですか?
蓮舫民進党はどうやったら「責任野党」になれるのか?についての連作ブログの続きです。今回のタイトルはちょっと変化球的ですが、この記事を最後まで読んでいただけると意味がわかると思います。 結論を端的にまとめると以下の三点になります。 ・民進党は自民党(などの保守政党)に較べて、党員や議員ら 関係者だけでなく、支持者のまとまり全体がバラバラで烏合の衆的 であり、同じような戦い方をしてたら「まとまり度」で断然負ける。 ・烏合の衆をマネージする時は 「流れに任せる部分」と「大枠でシッカリ捉える部分」を分けることが重要 。できるだけ「マイクロマネジメントでなくビジョナリーに」動かすこと。 ・ 「大枠に捉えたビジョン」において最も重要なのは「純粋理想的左翼性」との「距離感」をどう取るか 。そこを 適当なごまかしでなく「本来的役割分担」について真剣に詰めた大方針に昇華することが、民進党関係者だけでなく今の日本の「左っぽい人全員」に求められている。 今回記事の目次は以下のとおりです。 ●1 保守政党との最大の違いは「烏合の衆」なこと。これは党員や議員だけでなく支持者のまとまりについても言える。 ●2 烏合の衆をマネージするには「流れに任せる」部分と「ビジョンを示す」部分の二本立てで! ●3 国会論戦や選挙戦などの派手な行動だけでエネルギーを使い果たさないことが大事 ●4 真剣に考えておくべきは「純粋理想の左翼性」との距離感と役割分担 ●5 準備の足りない無理なリアリズム路線アピールは逆効果 ●6 『批判』でなく『代替案』でなく『移行プラン』まで考えると良い。 ●7 最後に。 『風』は世界からやってくる。次の「波」を焦らず待て。 では以下本文。