(追悼)緒方貞子さんに見る「文系博士人材」の可能性
この記事は、 ・先日亡くなられた緒方貞子さんへの追悼的文章 と、 ・緒方貞子さんの強みは「文系博士的多面的な世界観」ではないか? という指摘と、 ・そういう「文系博士的な徹底的に多面的な理解」を現代社会はもっと活かすべ き というような話をします。 その流れで、私が提唱している 歴史問題や社会問題に対する「メタ正義的視点」での解決方法 ・・・などについても述べる予定です。 目次は以下のとおりです。 1●「プロが必要だ、キャッチフレーズは役にたたない」と緒方さんは言った 2●緒方さんの博士論文は満州事変の政治分析 3●イデオロギーの対立は、多面的に多面的に現実を描くことでしか乗り越えられない 4●単に戦前の日本に単に「反省しろ」という視座からは、米中対立も北朝鮮問題も解決できない では、以下本文です。 ・ ・