「個人」レベルに解体されてこそ本来の輝きを得るブラームスのように、「古い共同体」を破壊しつくしたところに湧き上がる、「新しい日本経済の連携性」が世界を救う。
前回の続き的な話なんですけど。例によって、ちょっとオタクな話からはじまりつつ、前提知識もあんまりいらないし、結局はグローバリズム世界における新しいリーダーシップの形論みたいなんになるんで、前半部分のテンションの高さに我慢して読んでいただきたいんですけど。 前回紹介した、 村上春樹氏と小澤征爾氏の『対談本』 を読んでいて、もう一つ「大きな発見」だったのは、『サイトウ・キネン・オーケストラ&小澤征爾のブラームス』っていいなあ!ってことなんですよ。